【BDSP】バンギドラン追い風
記録として今更ながら記します。
構築経緯
海外大会「VR x GGtoor Sinnoh Open」の結果を鑑み、電気+地面による高速部と、鋼+バンギラス+格闘orトドンのような低速部を組み合わせたものに、展開補助枠にラティやクレセといった格闘処理要員が組み込まれるスタンダードな構築を中心にメタを張る方向性で構築作りをスタート。
環境のメジャーな鋼枠がハッサムorヒードランであるため岩の通りが良く、バンギラスを主軸に。悪タイプであるため数値受けに隙を見せない点も、クレセリアが幅を利かせているこのフォーマットには適している。
バンギラスの通らない範囲を補完する駒としてマンムーを採用。バンギラスは格闘・地面・鋼への打点が薄いため、格闘以外の2タイプをマンムーで対処する。
バンギラスの展開補助、岩技が通らない格闘への解答を兼任する駒としてクレセリア、クロバットが候補に挙がる。マンムーがトリックルームとのシナジーが薄いため、追い風で展開を行うクロバットを選択。
上記3体では耐久水への打点の薄いこと、バンギマンムーの縦のサイクル時に格闘・水・地面が一貫することからサンダーを採用。
展開手段が追い風一本では追い風ミラーやトリル主体の構築に安定しないと考え、カポエラーを採用し、サンダーとの縦のサイクルを形成しながらカポエラーをクッションにボルトチェンジでダメージを稼ぐサイクル軸展開を導入。
ラスト1枠に、鋼の処理を担当するマンムーでは対処の難しいハッサムへ打点があり、構築単位で一貫するフェアリーへの安定した交代先となり得、且つ横に並べるクロバットやカポエラーと補完が取れる駒が必要で、上記を満たすヒードランを最後の補完枠として採用。
また構築を作成するに当たり、Aaron Zheng氏がWCS2012・US National 2013で使用した構築、Arash Ommati氏がWCS2013に使用した構築を参考にした。
Aaron Zheng WCS2012 使用構築 
Aaron Zheng US National 2013 使用構築
Arash Ommati WCS2013 使用構築 
個別解説
バンギラス
持ち物:ヨプの実 特性:砂起こし 性格:陽気
技構成:岩雪崩 噛み砕く 竜の舞 守る
努力値:H60 A156 B20 D20 S252
調整:
・噛み砕くでH227-B140クレセリアを確定2発 (50.2～59％)
・+1ダブルダメージ岩雪崩でH135-B120ペリッパーを確定1発 (102.2～121.4％)
・+1ダブルダメージ岩雪崩でH170-B99ギャラドスを高乱数1発 (98.8～117.6％)
・A200ハッサムの+1テクニシャンバレットパンチを確定耐え (83～99.4％)
・A156ゴウカザルのインファイトをヨプの実込みで高乱数耐え (86.3～102.7％)
・C177サーナイトの+1ムーンフォースを高乱数耐え (85.2～101.6％)
マンムー
持ち物:拘りスカーフ 特性:鈍感 性格:陽気
技構成:氷柱落とし 地震 氷柱張り 岩雪崩
努力値:H44 A196 B4 D84 S180
調整:
・氷柱張り2回でH184-B115ガブリアスを高乱数(93.8％) 95.6～117.3％
・A200ハッサムの×1.2テクニシャンバレットパンチを高乱数(93.8％)耐え 84.8～100.5％
・C200ラティオスの竜星群を確定耐え 83.7～99.4％
・スカーフ補正込みでスカーフ持ち最速キノガッサ抜き
クロバット
持ち物:気合いの襷 特性:精神力 性格:陽気
技構成:ブレイブバード 追い風 挑発 日本晴れ
努力値:H4 A252 S252
調整:
＊無し
サンダー
持ち物:磁石 特性:静電気 性格:臆病
技構成:10万ボルト 放電 ボルトチェンジ 守る
努力値:H4 C252 S252
調整:
・無し
カポエラー
持ち物:オボンの実 特性:威嚇 性格:慎重
・-1インファイトでH176-B130バンギラスを高乱数(93.8％)1発 97.7～118.1％
・A200マンムーのダブルダメージ地震を高乱数(99.62％)2発耐え 42～50％
・C156ルンパッパの雨下珠ハイドロポンプを確定耐え 83.3～98.6％
・C139クレセリアのサイコキネシスをオボンの実込みで確定3発耐え 40.8～48.8％
・無振り70族(カポエラーミラー)抜き抜き抜き
ヒードラン
持ち物:木炭 特性:貰い火 性格:控え目
技構成:熱風 大地の力 身代わり 守る
努力値:H60 C196 S252
調整:
・雨下ダブルダメージ熱風でH177-D100ハッサムを確定1発 101.6～122％
・A156ゴウカザルの-1珠インファイトを高乱数(93.8％)耐え 85～100％
戦績
SD1位
